読み書きが苦手な息子と怖がりな不登校気味娘と日常と

書字障害(ディスグラフィア)・LDの息子を筆頭に4人の子を持つ母の仕事(オンライン秘書)子育て記録

普通級からの変更・1

 

学習障害(LD)と自閉症スペクトラムと診断されている

中2長男は、中1の3学期から不登校になりました。

 

今日は頑張って中間テストのために登校しましたが

週の半分はお休みで、

行けても5時間目だけということが多いです。

 

彼の不登校のキッカケの一つは

友達関係(かなりちょっかいを出してくる子がいるので)が一番の原因でしたが

それとは別に学習についていけないというのがあるように思います。

 

学習障害のうち、書字障害(ディスグラフィア)と診断されていますが、実際には読みの部分でも困難さがあります。

 

板書しようと思っても、追いつかない。

見たものを記憶してノートに来るまでに忘れてしまう(短期記憶が苦手)。

 

そういう積み重ねで、学習への苦手意識が小学校の時よりも大きくなりました。

 

勉強がわからない。

 

それが不登校の一つの原因でもあるように思います。

 

 

LDという診断が出ているので

学校側としては配慮をしてくださろうとしてくれましたが

「ほかの子と違うのが嫌」というのがあって

なかなか配慮をしてもらいにくく

(本人の意思表示なく配慮ができないので)

ずっと、配慮のないまま中学校1年生を過ごしました。

 

 

こんな状況ならば、いっそ普通級よりも支援級のほうがいいのでは?
(少人数なので配慮を受けやすくなるので)

 

そう考えるようになったのが、中1の1月の頃でした。

 

しかしその頃にはもう2年生のクラスの変更というのは、難しい状況で、また、本人が積極的に支援級を希望していないこともあり、普通級のまま進級することに。

 

しかし、1年生の3学期は数えるほどしか登校することができませんでした。

 

 

3月末に作業療法のリハビリ(OT)

4月頭に主治医の診察があったので

そこで現状の相談をすることにしました。

 

 

リハでは検査をしました。

WAVES ウェーヴス 『見る力』を育てるビジョン・アセスメント 

小1~小6までが対象なのですが

どのくらい見る力があるのかを把握するのに一番良いだろうということでやりました。

 

そちらの結果も見て、合理的配慮をされていない現状の通常級での学習はだいぶ困難があると主治医からも言われました。

 

※合理的配慮がされてないないのは学校側のせいではなく、本人が配慮をして欲しいという意思表示が無いからです。

※学校側は色々な方法を提案してくれました。

※思春期で難しい時期でもあり、本人の意思を第一に考えて、配慮したほうが良くても、本人が望まない限りは配慮は難しいねと言われています(主治医より)

 

「通級や支援級での学習のほうがいいかもしれないね」

という主治医の判断により、新しい診断書には

 

「少人数での学習が望ましい」という一文が付け加えられました。