読み書きが苦手な息子と怖がりな不登校気味娘と日常と

書字障害(ディスグラフィア)・LDの息子を筆頭に4人の子を持つ母の仕事(オンライン秘書)子育て記録

普通の人の普通は書字障害の子の「すごく頑張った」かもしれない

普通の人の「普通」が

 

書字障害の息子にとって

「すごく頑張ればできること」

 

なのかもしれないな~と

最近思います。

 

なまけてなんかない!  ディスレクシアの男の子のはなし

なまけてなんかない! ディスレクシアの男の子のはなし

 

 

書字障害がわかるまで

小学校生活において

 

「やればできるんです」

「出来る時もあるんです」

 

と、よく言われてきました。

 

 

丁寧に文字を書けるときもあるので・・

忘れ物をしないときもあるので・・

 

 

出来る時があるから

出来ないときが

「怠けている」っていう風に

思われていたんですね。

 

努力が足りないとか

やる気が足りないとか。

 

 

だから

「やればできるんだから」

という言葉になるわけです。

 

 

 

でも長男の現状を見ていると

 

かすんで見えたり

二重に見えたり

大きさがバラバラに見える文字列を

 

正確に美しく書くのって

ものすごく大変なんだと思います。

 

 

集中してみると

文字がかすむことなく

文字が二重にならずに見えるといいます。

(字の濃さや大きさは変わったまま)

 

 

ものすごく集中して

頑張ってやった結果が

 

普通の人の求める「普通」

 

 

彼のフツウで書いたら

普通の人の基準では「普通以下」

 

 

 

怠けてるわけじゃなくて

すごくコンディションが良くて

すごく集中出来るときしか

 

「普通」の水準には

いかないのかもしれない。

 

 

 

診断が付いたことにより

そんな風に思うようになりました。

 

 

 

そういう意味合いで

親にとっても

学校にとっても

診断って大切だなって思います。