読み書きが苦手な息子と怖がりな不登校気味娘と日常と

書字障害(ディスグラフィア)・LDの息子を筆頭に4人の子を持つ母の仕事(オンライン秘書)子育て記録

書字障害関連の本の感想「ディスレクシアなんかこわくない」

 

ディスレクシアなんか怖くない!

ディスレクシアなんか怖くない!

 

 

この本の作者の方自身が

ディスレクシアです。

 

だから「普通」じゃなくて

ディスレクシア」視点で

ディスレクシアの説明がされています。

 

長男は書字障害(ディスグラフィア)と

診断されていますが

 

実際に診断されてから

本人と話してみると

ディスレクシアであることもわかり

この本を手にしました。

 

 

kudop.hatenablog.com

 

こちらにも少し感想を書いていますが

 

ディスレクシア=普通じゃない

 ↓

普通よりも劣っている

出来ないからダメなんだ!

 

という考えかたが

スコーンっと頭から抜ける本です。

 

 

なぜ読めないのか。

なぜ書けないのか。

なぜ推論するのが苦手なのか。

 

 

それは思考の方法が違うから。

脳の知覚機能の働きが違うから。

 

 

そのシンプルな結論は

「普通」の人にはたどりつけないと思います。

 

 

 

ディスレクシアというのは

欠点ではなくて

生まれ持った能力。

 

 

そういう風に思えるようになるというのが

この本の良いところだなと思います。

 

 

 

長男にはデイビス式知覚機能検査は

合わなかったので

後半部分の支援方法の実践はしていません。

 

 

けど、ディスレクシア=劣っている

 

劣っているからダメ

劣っているから「普通」にしないといけない。

 

そんな風に思ってしまっている人には

ディスレクシアって

一つの個性なのだと納得できる、

 

ちょっと肩の力が抜ける本だと思います。

 

 

劣っているのではなく

「当たり前」が違うのだから、

具体的にどうやったら

色々な事がやりやすくなるかな?と

対応方法を考えられるようになって

思考の方向転換が出来たので

オススメしたいな~と思います。